手型

 19世紀にダルペンチーニ(D'Arpentigny)により提案された、7つのタイプに分類する方法です。
その後、多くの手相家により取り上げられていて、西洋手相術のスタンダードと なっています。
各型の判別はトップページの手相・手型診断プログラム(FLASH)から行えます。


 尖頭型[Psychic]
尖頭型
尖頭型は別名、空想の手と呼ばれ、空想的でロマンチストです。色彩感覚が鋭く、美しいものや派手なものに強く心を惹かれます。見た目を重視して、自分も理想に近づくために、容姿や服装、言葉遣いなどに細心の注意を払います。基本的には控えめな性格で、人に言われた事はしっかりと対応します。遊びは好きなのですが、実務的で難しい事はあまり好きではありません。褒められると機嫌はいいのですが、思ったとおりに事が進まないと、やる気を無くす面があります。尖頭型は全ての型の中で1番珍しい型と言われています。
 
 円すい型[Conic]
円すい型
円錐型は別名、芸能の手と言われます。社交的で好奇心も旺盛です。感受性や芸術的感性も発達し、コミュニケーション能力に優れています。
 
 方型[Square]
方型
方型は別名、実用の手(Useful hand)と言われ、現実的な考え方を持った人です。正直で、規律を守る生活を送るのが好きです。人間関係は友情を重視します。誰かを尊敬して、自分もそうなりたいと思って行動するので、人から尊敬される人です。
 
 結節型[Philosophic]
結節型
結節型は別名、哲学の手(Philosophic hand)と言われ、知の探究者です。性格は、物静かな印象を受けますが、芯が強く明確な意見を持っています。研究熱心で、物質的なものよりも精神的なものを重視します。また、少し秘密主義な所があります。怒る事は滅多にありませんが、我慢が限界に達したときは止められません。
 
 へら型[Spatulate]
へら型
へら型は別名、発明の手と言われます。個性が強く、新しいジャンルのことに挑戦していく人です。基本的に自分に対して自信があり、気力体力旺盛で独立心があります。どんな環境に置かれても、それに屈することなく才能を発揮する事が出来るでしょう。有名な発明家、芸術家、学者などはこの型です。ただ、独立心旺盛で負けず嫌いなため、ルールに縛られることが苦手です。
 
 原始型[Elementary]
原始型
原始型は別名、本能の手と呼ばれ、本能に忠実に生きます。素朴な性格で、物事を深く考えるのは苦手です。将来のことを考えるよりも、その日の暮らしを充実させることを考えます。しかし、忍耐力が高く、仕事は真面目で、生活に困ることは、まずありません。感情面は一本気な性格の為、時に激しく感情を出すことがあります。
 
 混合型[Mixed]
混合型
混合型は別名、多芸の手と呼ばれ何でも器用にこなす多芸な人です。話のネタが豊富で会話が面白く、どんな人ともうまく渡り合える、世渡り上手です。何か一つの事を極めるわけではなく、どんな事でも器用にこなすタイプです。環境の変化にもすぐに対応できますが、一つの場所にじっとしていられず、住居や職業など、生活に変化が多くなります。浪費癖の要素があるので、計画的に貯蓄する様に心がける必要があります。